「ルヴァン杯で負けたチーム同士の裏準決勝です」セレッソプレビュー J1-15 対コンサドーレ札幌 [セレッソ大阪]
調子を落とした相手と対戦します ［対戦カード］ セレッソ大阪 － コンサドーレ札幌
(９日19時半 大阪市・ヤンマースタジアム長居）
［予想メンバー］
ＦＷ メンデス・奥埜
ＭＦ 清武・デサバト・藤田・坂元
ＤＦ 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
ＧＫ キムジンヒョン
［ここまでの順位］
２位 セレッソ大阪 勝点30 ９－３－２ 21得点 13失点
12位 コンサドーレ札幌 勝点14 ３－５－６ 18得点 28失点
［みどころ］
日曜日のセレッソ大阪はホームで浦和レッズと対戦し、３－０で快勝。前半はやや浦和ペースで進んだものの後半立ち上がりにＦＷ都倉賢が豪快なヘディングで先制点をあげるとグッと流れを引き寄せオウンゴールとデビュー戦となるＦＷ藤尾翔太のダメ押し点で突き放しました。終わってみれば被枠内シュートゼロと守備も安定感を取り戻し正に完勝という内容でした。
藤尾は先週までＵ23でプレーしており得点を重ねていましたがサプライズでのメンバー入りでした。抜擢されたことで攻撃陣が活性化しただけでなく、ほかの若手選手にも結果を出せばトップでプレーできるという目標ができたと言えます。Ｕ23には将来が嘱望されている若手選手が多数ですので限られた機会を生かせるようにしっかり準備しておいてほしいところです。
ここまで14試合で勝点30です。例年、試合数×２が優勝争いできるラインとされていますのでそのラインをクリアしています。首位に絶好調の川崎がいますがしっかり追撃していけばいつかは差が縮まると信じて戦うことが大事です。勝負の秋・冬を迎えるまでくらいついていきましょう。お楽しみはこれからです。
［対戦相手］
土曜日のコンサドーレ札幌はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、０－２で敗戦。先月ルヴァン杯を同じ厚別で戦い勝利した相手でしたがリーグ戦でも同じ結果とはいきませんでした。そのカップ戦での勝利以来、現在８戦勝ち無しが継続中です。例年、夏場に弱いことで知られていますが今年もその傾向が出ており成績が急降下中です。
シーズン途中でチームの軸となるＧＫクソンユン、ＦＷ鈴木武蔵が海外移籍するという想定外の事態となっているとはいえ、ペトロビッチ監督体制となり優勝できるチーム作りが目標だったものの、18年が４位、19年が10位、今季が現状で12位と年を重ねるごとに成績は尻すぼみです。
［そのほか］
セレッソはJ1通算得点が999点となり、今日以降の試合での最初の得点がJ1通算1000点目の記念ゴールとなります。ウェブサイトでは誰が1000点目を取るかのクイズも開催中です。ちなみに都倉はコンサドーレ札幌のＪリーグ通算1000点目をとったそうですので、古巣との対戦ということもあり有力候補といえるのではないでしょうか。
政府は19日（土）から現状5000人に制限されている興業での観客動員を緩和する方向で検討しているとのことです。緩和されれば観客20000人以下または収容率50％のいずれか多い方となる予定で、ヤンマースタジアム長居では20000人までとなります。セレッソ大阪の次のホームゲームが19日の鹿島アントラーズ戦ですので順調にいけば今日の試合が最後の5000人制限試合となります。
