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「カズを生で見られるかもしれません」セレッソプレビュー J1-30 対横浜FC [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - 横浜FC
(29日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW 豊川・メンデス
MF 清武・奥埜・藤田・坂元
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定4位 セレッソ大阪 勝点52 16-4-9 40得点 33失点
暫定15位 横浜FC 勝点28 8-4-17 34得点 55失点

[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はアウェイで大分トリニータと対戦し、1-0で勝利。前半、地元出身MF清武弘嗣のシュートが相手DFに当たりコースが変わりラッキーな得点が生まれその一点を守り抜き久々に勝利でき順位も上がりました。後半は相手攻撃陣が活性化し守勢に回る機会もありましたがGKキムジンヒョンを中心にした守備陣はいつものように安定していました。

この試合では相手の布陣に合わせるというロティーナ体制ではほとんどとられてこなかった戦術を採用しました。確実に勝点を積む最短距離の方法として採用されたものと考えられますが、戦術意図がしっかり浸透しているからこその変化で、この2年間の進化が見られた試合だったといえます。残り5試合で最大勝点15を増やせるわけですから上位目指して戦いましょう。

[対戦相手]
水曜日の横浜FCはホームで清水エスパルスと対戦し、1-3で完敗。監督交代から好調をキープしている清水相手に序盤で3失点を喫し苦しい戦いとなり後半に1点を返したものの及ばず敗戦となりました。今季は鹿島や名古屋といった上位陣にも勝ち星を得ている一方で下位チームにかんたんに負ける試合も多くあり結果的に下位に沈んでいます。

前節では出場機会こそありませんでしたがFW三浦知良がベンチ入りしました。年齢を感じさせないプレーぶりが全世界で注目されています。出場機会は減少しており今季はカップ戦も合わせて4試合のみの出場です。アウェイ戦帯同はほとんどない傾向があります。果たしてここ大阪でJリーグ最年長出場記録や得点記録の更新はあるのでしょうか。

[そのほか]
今季はコロナ等の影響で試合消化がまちまちとなっていますが、今日の試合を終えると標準で残り5試合となります。それぞれのチームで残り試合で達成したい目標が明確となる時期です。若手選手を思い切って起用するチームや、最後まで一つでも上の順位をと必死のチームなどそれぞれの姿が見え興味深くなります。

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「はるか昔、開幕戦で対戦した相手です」セレッソプレビュー J1-29 対大分トリニータ [セレッソ大阪]

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[対戦カード] 大分トリニータ - セレッソ大阪
(25日19時 大分市・大分スポーツ公園総合競技場)

[予想メンバー]
FW 豊川・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定6位 セレッソ大阪 勝点49 15-4-9 39得点 33失点
暫定11位 大分トリニータ 勝点36 10-6-11 30得点 37失点

[みどころ]
土曜日のセレッソ大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、0-1で敗戦。DF瀬古歩夢のクリアミスをシュートまでつながれ失点、その後相手に退場者が出て優位に試合を進められましたが守備を固めた相手から得点を奪えず敢え無く敗戦となりました。久々に先発起用されたFW都倉賢のコンディションが不十分で空回りしたほかMFデサバト欠場の影響も大きく出ました。

昨年のシーズンを終えての得失点は39-25でしたので6試合を残して得失点ともに昨年並みとなっています。成績は昨年の勝点が59でしたので、残り試合を3勝1分(2敗)で並ぶことになります。ロティーナ監督就任2年目で昨年の5位以上への期待が膨らみましたが昨年並みの結果が維持できるかギリギリのラインです。退任報道が出ていますが現状を認識することも大切です。

今季の平日開催は〇△●〇〇●〇でアウェイでは1勝2敗です。試合日程が詰まっているところではふだん出場機会が少ない選手を起用する傾向はありますが大幅に変更ということはありません。U23勢も含めて若い選手の積極起用は期待薄だと考えられます。平日開催は第33節にホームでサガン鳥栖戦が残っています。

[対戦相手]
土曜日の大分トリニータはホームで川崎フロンターレと対戦し、1-0で勝利。優勝が決まる可能性のある相手との対戦でしたが、相手に退場者が出たため優位に試合を進めることができ金星を得ることができました。「おんせん県おおいた祭り」と称し総力を挙げて盛り上げたことで結果を掴めたわけで、チームの士気も高揚しているのではないかと推測します。

大分の30得点はリーグ17位とブービーですが同じ30得点の鳥栖(勝点29・6勝)仙台(勝点18・3勝)よりも多くの勝点を得ています。また、鳥栖は得失点も30-36と大分とほぼ同じで、試合ごとの走行距離やスプリントも近似していますが勝点で差がついているというのはいかに大分が効率よくリーグ戦を戦っているのかがわかります。野坂監督の手腕が評価されているのも理解できます。

ここ大分スポーツ公園では昨年の最終節で対戦し2-0で勝利しています。退団が決まっていたMFソウザの直接FKとソウザが基点となりFW柿谷曜一朗のポストプレーからMF奥埜博亮の得点で昨季の集大成ともいえる好内容のゲームでした。今季は2月の開幕戦で対戦し1-0で勝利しています。まだコロナの影響が大きく出ていない時期の試合でした。

[そのほか]
大分というと今季のJFLではヴェルスパ大分が優勝しています。コロナの影響で15試合制という短いシーズンでしたが9勝2分3敗で今週末の最終節を迎えます。大阪ではティアモ枚方がJFL昇格を内定し、FC大阪がJリーグ加盟を懸けて今週末の試合に挑みます。地域内に力のあるチームが増えることで地域全体の底上げが図れますしスポーツを愛する文化が育まれるのでいいと思います。

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「セレッソは坂元が、巨人は坂本がカギを握るでしょう」セレッソプレビュー J1-28 対サンフレッチェ広島 [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - サンフレッチェ広島
(21日16時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW 豊川・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・木本・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定5位 セレッソ大阪 勝点49 15-4-8 39得点 32失点
暫定9位 サンフレッチェ広島 勝点43 12-7-9 42得点 31失点

[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイで清水エスパルスと対戦し、1-3で敗戦。苦手日本平でまたも勝てずとなりました。先週はセレッソが17位清水に、ガンバが18位仙台に、神戸が16位湘南に相次いで敗れるという関西3チームにとって最低な週末でした。暫定順位は5位のままですがまだまだ2位を狙える位置なので気持ちを切らさずに頑張ってほしいところ。

MF清武弘嗣が好調をキープしています。前節も見事な得点で格の違いを見せました。攻撃陣に沈滞ムードが漂う中、もはやこのチームを動かしているのは清武であり、清武がプレーしやすい環境を作ることが勝利への近道ではないかと思えます。今年は大きなケガで離脱することなく、正に円熟期を迎えています。国内トップクラスの実力派選手のプレーを見逃さないようにしましょう。

[対戦相手]
先週のサンフレッチェ広島はホームで横浜FCと対戦し、1-1で引分け。今季の広島は逆転勝利が一つもなく、この試合でも先制された後に追いついたもののそこから逆転までには至りませんでした。この試合では元セレッソのFW永井龍がおよそ一か月ぶりに先発出場を果たしましたが途中交代となりました。今季6試合で先発していますがフル出場はいまだにありません。

現在5試合負けなしでこの期間は失点わずかに3とチーム状態は上々のようです。通算でも31失点はリーグ3位の少なさで持ち前のDF力が冴えるシーズンとなっています。一方で引分け7はリーグ4位の多さで下位チーム以外では最多となります。逆転勝ちがないことからも終盤の切り札的存在の欠如がうかがえるところで、これはセレッソと共通の課題と言えます。

このカードは、近5試合で広島ホームでセレッソが2勝1分、大阪ホームで広島が2勝と完全に外弁慶な結果が出ています。先週の対戦相手・清水エスパルスとは逆の傾向があるわけですがこれは正常な状態ではないわけですからこうした傾向を打ち破る勝利が必要です。

[そのほか]
今週末は結果によっては6試合を残して川崎フロンターレの優勝が決まります。優勝が決まったとしても天皇杯出場権やACL出場権といった諸権利をめぐる戦いは最終盤まで続くでしょうからで見逃すことができません。特別な一年のシーズン、どんな結果で終わるのか最後まで見届けましょう。

ヤンマースタジアムではこの試合からビールの売り子販売が再開されるそうです。少しずつ日常を取り戻している表れではありますがコロナ禍での新しい生活様式はしっかり維持しつつ楽しみたいところです。



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「絶好の秋の行楽日和になりそうです」セレッソプレビュー J1-27 対清水エスパルス [セレッソ大阪]

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[対戦カード] 清水エスパルス - セレッソ大阪
(14日14時 静岡市・日本平スタジアム)

[予想メンバー]
FW 豊川・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定5位 セレッソ大阪 勝点49 15-4-7 38得点 29失点
暫定17位 清水エスパルス 勝点17 4-6-17 34得点 55失点

[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームでガンバ大阪と対戦し、1-1の引分け。リーグ戦では40度目となる大阪ダービーは先制を許したものの直後に追いつき引分けました。お互いに攻撃的な姿勢を最後まで見せることができ内容充実のゲームでした。ですが中2日のガンバに後半走り負けるシーンがあったのは残念でした。日程の有利さを生かして何とか勝利してほしかったです。

FW豊川雄太が好調でゴールを量産しています。スピード感がある上に競り合いにも強くここ数年のセレッソにはいなかったタイプの日本人ストライカーです。終盤戦の大事な時期にこのような力のある選手がケガから回復し台頭してきたのは嬉しいことで、攻撃陣は豊川を軸に試合を組み立ててますます多くの得点が生まれるように工夫してほしいところ。

暫定順位が5位まで落ちしまいましたが実質的には3位相当につけています。見た目の順位を気にすることなくしっかり目の前の試合と向き合うことが大切です。3位であればACL出場権が、2位であれば更に天皇杯出場権が得られるので、たとえ川崎の優勝が決まったとしても最後まで上の順位を目指して戦い抜く必要があります。

[対戦相手]
先週の清水エスパルスはホームでヴィッセル神戸と対戦し、3-1で勝利。いわゆる「監督交代ブースト」が効果を発揮したのかホームでは8月8日の札幌戦以来となる白星をあげることに成功しました。リーグ戦で3得点以上とった試合は今季5度もあり下位に低迷するチームとしては突出する多さです。それだけハマれば強い潜在能力は持ち合わせているといえます。

監督交代すると若手選手の抜擢など何か新しい風を吹かせようという試みがあることが多いですが前節では外国人選手を中心にチームの基本線をしっかり踏襲した戦い方を見せました。今季は降格がないだけに劇的な変化で勝点を積みに行くようなことはなく現有戦力と前の監督の戦術を踏まえて来季に向けて穏やかに変革をしていく形ではないかと推測します。

今日は清水のキャンプ地でもある「鹿児島デー」です。2017年のこのカードも「鹿児島デー」として開催され、セレッソが先行しましたが清水に逆転負けしています。同じ失敗は二度繰り返さないように気を付けたいところ。苦手の日本平ですが清水が下位に低迷する今シーズンは勝利を得るチャンスが大きく広がっています。とりこぼすことなく次の試合へ進みたいところです。

[そのほか]
コロナ禍でJリーグが中断した後、セレッソにとっては今日のアウェイ戦が初めてのアウェイ応援席設置試合となります。声援を送ったり組織的応援をすることは引き続きできませんが拍手などできる限りの行為で応援を繰り広げることが公式に可能となります。解禁を待ちわびた多くのサポーターが訪れ観戦を楽しむ光景が目に浮かびます。




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「なにわの歌姫がアンセムを歌ってくれます」セレッソプレビュー J1-26 対ガンバ大阪  [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - ガンバ大阪  (3日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW 豊川・奥埜
MF 清武・デサバト・木本・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定4位 セレッソ大阪 勝点48 15-3-7 37得点 28失点
暫定2位 ガンバ大阪 勝点51 16-3-6 37得点 27失点

[みどころ]
24日のセレッソ大阪はアウェイで浦和レッズと対戦し、1-3で敗戦。前半、幸先よく先制したもの直後にPKで追いつかれ終了間際には相手のシュートがDFの足に当たりコースが変わる不運もあり逆転を許します。後半追い上げのため選手交代を準備している時間帯に3点目を奪われる厳しい展開となりそのまま敗戦となりました。先週末は試合がありませんでした。

劣勢で迎えた終盤に流れを変えるような爆発力のある選手がいないため追いつけ追い越せの展開では厳しい戦いとなります。。短い時間でも結果を出せるような切り札的存在がいないため終盤の劣勢を跳ね返すことは非常に困難です。従って勝ちパターンが先行逃げ切りになってしまいます。FW西川潤にかかる期待は大きいですがルーキーに過度な期待を寄せるのもどうかというところ。

今季はPKによる失点が5あり神戸と並んでリーグ最多です(得点は1)。予期せぬハンドもありましたが最終ラインを突破され思わず倒しに行って取られたものもあります。容易に相手に得点機会を与えてしまうわけですから最大限注意して試合に臨んでほしいところ。なおガンバ大阪はPKによる得点が5、失点が2となっています。

[対戦相手]
31日土曜日のガンバ大阪はホームでコンサドーレ札幌と対戦し、2-1で勝利。先制を許したもののMF井手口陽介の得点で追いつくと、後半交代で投入された直後のFWパトリックがセットプレーから決勝点を奪いました。終盤には札幌の猛攻を受けましたがGK東口順和の好セーブもあり同点弾を許すことなく勝利し試合のなかったセレッソを抜いて暫定2位に浮上しました。

MF遠藤保仁をシーズン途中に放出したことでベテラン選手の一掃が完了し若返りに成功しています。勢いのある若手選手を能力の高い外国人選手とGK東口で支える構図は来季以降につながるだけでなく今季すでに結果を出し始めており現在は無敗記録を継続中です。OB監督の宮本恒靖の力量を不安視する声は根強いですが長期政権を築くのであれば徐々に成績は向上すると予想されます。

大阪ダービーはここ2試合はセレッソが連勝していますが通算では12勝8分25敗と大きく負け越しておりリーグにおいては相性の悪い相手の一つです。今回の対戦は勝利すれば勝点で並び得失点差で順位が逆転する試合です。ガンバは川崎フロンターレ戦を残しているためここで勝点で並んでおくことはとても大事なこととなります。一戦必勝ですが特に負けられない戦いがここにあります。

[そのほか]
今回の試合ではひさびさに「わなか」のたこ焼きがフードパークに出店します。またなにわの歌姫・天童よしみが来場し、セレッソ大阪のアンセムを斉唱します。前回、吹田での大阪ダービーはリモートマッチでしたので久々の有観客での大阪ダービーです。FWアデミウソンの飲酒運転事件など暗い話題が多いサッカー界ですが今日の試合の盛り上がりを世間に見せたいところです。




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「今年も菊の季節に桜が満開です」セレッソプレビュー J1-24 対浦和レッズ [セレッソ大阪]

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[対戦カード] 浦和レッズ - セレッソ大阪
(24日17時 さいたま市・さいたまスタジアム2002)

[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定2位 セレッソ大阪 勝点48 15-3-6 36得点 25失点
暫定9位 浦和レッズ 勝点37 11-4-9 34得点 37失点

[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームで横浜Fマリノスと対戦し、4-1で快勝。MF奥埜博亮とFW豊川雄太が2得点ずつ取り、終盤にMF水沼宏太に失点を許したものの相性の良い相手に対し快勝となりました。MF坂元達裕は対峙したDFティーラトンを変幻自在な切り替えしで手玉に取り仕事をさせませんでした。この結果、東京を抜いて再び2位に浮上しました。

MF清武弘嗣と坂元の両翼が好調なため攻撃陣が活性化しており攻撃に厚み・深みが出ています。これは左SBとして実績のあるDF丸橋祐介だけでなく、DF松田陸の負傷の影響で右SBに入っているDF片山瑛一が与えられた役割をしっかりこなしていることも影響しています。片山は左右両SBができるだけでなくウイングやトップでも可能であり万能型です。

今日の対戦相手である浦和レッズとも相性が良く、今季もすでにリーグ戦で3-0、カップ戦で1-0と安定した結果を残しています。厳しい攻防が繰り広げられている2位戦線を勝ち抜くためには中位・上位との対決でも結果を残すことが求められます。11月は難しい相手との試合が続きますので勢いをつけるためにもしっかり勝利して菊の季節に桜を咲かせましょう。

[対戦相手]
先週の浦和レッズはホームでベガルタ仙台と対戦し、6-0で圧勝。経営問題が発生し消滅危機といわれる仙台が相手でしたが得点を重ねるに連れ仙台のファイティングスピリットの灯が消えていくのが如実に感じられ最終的には一方的な内容で大差がつく試合となりました。後に仙台は不祥事案も発覚し八方塞がりとなり今後の動向が気になるところです。

昨季までは興梠が不動の一番手という存在でしたが、FWレオナルド、杉本健勇、興梠慎三、武藤雄樹をうまくローテーションさせながら起用しています。前節は興梠・武藤のコンビでスタートし興梠が2得点、興梠と交代で入ったレオナルドが2得点でした。それぞれ違う個性があり相手チームにとっては。スカウティングが難しいところです。

浦和はホームで4試合連続で無得点負けを喫していましたが仙台戦でこの悪い流れを止めることができました。ホームでは4勝3分6敗とまだ分が悪いですが流れが変わった後の今日の試合ではどんな展開となるのでしょうか。

[そのほか]
さいたまスタジアムは僻地にあり最寄り駅からでも徒歩で1.2km(標準で15分)あります。昨季までのサッカーの試合では最寄り駅や県内各地からシャトルバスが運行されていましたが今季は新型コロナの影響で全てのバスが運休しています。駐車券の一般向け販売もありますが多くの観客は徒歩で会場へ向かうことになります。1.2kmを歩く自信のない人にとっては現地観戦は厳しい環境だと思います。




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「いよいよアウェイ席解禁になります」セレッソプレビュー J1-23 対横浜Fマリノス  [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - 横浜Fマリノス
(17日15時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン



[ここまでの順位]
暫定3位 セレッソ大阪 勝点45 14-3-6 32得点 24失点
暫定7位 横浜Fマリノス 勝点38 11-5-9 51得点 39失点

[みどころ]
水曜日のセレッソ大阪はホームで湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利。終了間際にCKからDFヨニッチがヘッドで貴重な得点を挙げ逃げ切りました。前々節の名古屋戦では後半ロスタイムに失点を喫しましたが逆の展開になったわけです。もしこの2試合共に引分けであれば勝点2しかありませんが、1勝1敗でしたので勝点3を得られたと前向きに考えたいところ。

前節は下位チームが相手とはいえ久々に完封勝利を達成できました。点を取られなければ確実に勝点はついてきますので持ち味の堅守を再構築することはとても大事です。DF木本恭生をスタメン起用しましたが今日の試合ではDF瀬古歩夢とどちらを起用するのかこの点にも注目です。センターDFはヨニッチ・庄司朋乃也と併せて4枚ですのでベストミックスを見つけ出したい。

[対戦相手]
水曜日の横浜Fマリノスはアウェイでガンバ大阪と対戦し、1-1で引分け。オウンゴールで先制しPKで追いつかれる試合でした。水曜の試合では大胆にメンバー変更することで知られる横浜ですが、ガンバ戦セレッソ戦と大阪に長期滞在となるためこの試合では主力級が多数出場しており、互角の戦いを見せ好調ガンバの連勝をストップさせました。

FWエリキ・ジュニオールサントス・マルコスジュニオールの強力トリオはJリーグでも屈指の破壊力があります。前回対戦時にはエリキに得点を許しており外国人選手をうまく止めることが勝利への近道となります。またDF伊藤槙人は前回対戦時にバックチャージで一発レッドをもらっており今日の試合に懸ける思いは人一倍のはずです。ここもポイントとなります。

[そのほか]
先日の試合から長居でもアウェイ席が解禁となります。アウェイ指定席は旺盛な需要があり完売することが予想されています。どんなスポーツでも同じですが競い合う相手がいてこそ成り立つものです。それは競技そのものもそうですし応援する側も同様です。アウェイサポーターがいてこそ本来のスタジアムのあるべき姿でありようやく今日それが実現するわけです。

無観客(リモートマッチ)から5000人制限、半数制限と段階を踏みながら徐々に日常の風景を取り戻しつつあります。昨年までの日常を取り戻すにはとても長い時間がかかるような気がしますが、そういう日が必ず来ると信じて決められた制限を守りつつスポーツ観戦を楽しみたいです。



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「気持ちも新たに再出発」セレッソプレビュー J1-22 対湘南ベルマーレ [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - 湘南ベルマーレ
(14日19時半 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・木本・西川
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・片山
GK キムジンヒョン



[ここまでの順位]
暫定3位 セレッソ大阪 勝点42 13-3-6 31得点 24失点
暫定18位 湘南ベルマーレ 勝点9 2-3-15 15得点 34失点

[みどころ]
土曜日のセレッソ大阪はアウェイで名古屋グランパスと対戦し、0-1で敗戦。後半ロスタイムにボールロストからカウンター攻撃を受けFWマテウスに流し込まれ致命的な失点を喫し連敗となりました。両チームとも幾度かの決定機があったものの決めきれずスコアレスドローが濃厚かという展開からの敗戦でショックも大きいかと思いますが下を向いている時間はありません。

この試合でDF松田陸が負傷ししばらく出場できなくなりました。右SBとしてビルドアップの起点となるなど不動の地位を築いていただけにチームにとって影響は大きいと言えます。代わりに出場するのはDF片山瑛一でしょうがサイドバックは選手層が手薄でU23にも適任と言える人材がおらず、チームの弱点となるポイントです。

[対戦相手]
土曜日の湘南ベルマーレはアウェイでコンサドーレ札幌と対戦し、1-2で逆転負け。DF金子大毅が先制点を挙げたものの札幌に逆転を許し敗戦。今季はホームで鹿島、アウェイで吹田にしか勝利できておらず最下位に低迷しています。コロナ禍で降格制度が無いとはいえ残り14試合で残留圏まで勝点9差ですので、通常であれば監督交代など刺激を与えなければならないほどの成績です。

この試合ではコロナ禍の中断後、観客の入場が可能になってからはじめてアウェイサポーターの入場が許可され、遠く札幌まで約100名の湘南サポーターが応援に駆け付けました。声援を送ることはできませんが拍手など可能な限りの応援を尽くし選手を後押ししました。なお本日の試合の運用ルールではアウェイサポーターの入場は許可されておりません。

今季勝利した2試合はいずれも1-0での完封、そのほかスコアレスドローが1試合あるのみで、無失点試合はわずかに3試合しかありません。一方で完封された試合は11試合あり得失点のバランスが悪いことがうかがえます。早い攻撃を活かした「湘南スタイル」が売りですがJ1ではこのスタイルに限界があることが見えており定着を目指すには抜本的な対策が必要と考えられます。

[そのほか]
今季ナイトゲームは残り3回、いずれも平日の試合でありますが、19時半キックオフの試合は本日のみです。仕事や学校帰りに立ち寄りやすい都会のチームならではの時間設定になっています。会場でスポーツを見るというレジャーを今年はまだ体験したことがないという方もいるかもしれませんが、十分な対策がなされているのでぜひ会場でお楽しみください。



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「昔は金山駅から瑞穂陸までバスが出ていました」セレッソプレビュー J1-21 対名古屋グランパス [セレッソ大阪]

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[対戦カード] 名古屋グランパス - セレッソ大阪
(10日14時 名古屋市・瑞穂陸上競技場)

[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
暫定3位 セレッソ大阪 勝点42 13-3-5 31得点 23失点
暫定5位 名古屋グランパス 勝点36 11-3-6 31得点 20失点



[みどころ]
先週のセレッソ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦し、1-3で敗戦。絶対に勝たなければいけない試合での敗戦は事実上、川崎の独走優勝の流れを作る痛恨の一敗でした。選手交代がズバリ的中し短い時間で効果的に加点した川崎は正に円熟期にあり、手を付けられない質の高さでした。これで暫定ですが3位に転落し、これからは天皇杯・ACL出場権を得られる2位争いに集中です。

前節まで4試合連続で複数失点を喫しています。失点の少なさが特徴のチームなだけにチームのよさが失われているわけです。守備の様式が確立しているだけに各チームが研究し穴を見つけ突いてくるというのが顕著です。セットプレーやゴール前混戦からの失点は対策をしっかりとれば改善することが可能なはずです。今一度守備の意識を高く持ちたいところ。

前節の光明は、FW奥埜博亮が鮮やかな得点を決めたことです。チーム通算千ゴール目をあげた札幌戦以来、出場5試合で無得点が続いており久々の得点でした。川崎のように個人技でもチームプレーでも多様な得点パターンを持ち、試合の中で様々に攻撃の工夫を見せるというところまでは到達できませんが、得点パターンを増やすことはこれからの戦いで確実に必要となります。

[対戦相手]
先週の名古屋グランパスはアウェイで浦和レッズと対戦し、1-0で勝利。後半立ち上がりのMF金崎夢生の得点を守り逃げ切りました。前半から攻守に激しい展開となったものの、浦和に退場者が出た後半は名古屋の守備の堅さが目立つ試合となりました。9月5日の試合から8試合の間、勝ち負けを繰り返しており出目から行くと今日の試合は負けの予定です。

名古屋とセレッソは得失点数がほぼ同じで共に堅守を誇るチームスタイルです。フィッカデンティ監督就任後、守備の規律を重んじるスタイルを浸透させ、下位に沈むチームを浮上させました。ですが名古屋が複数失点を喫した試合が4試合しかないのと比べて、セレッソは複数失点が6試合で現在4試合連続しておりこの点は懸念材料となります。

[そのほか]
現在のリーグ順位は消化試合数が19から23と4試合の差があるのでわかりにくくなっています。とはいえ首位の川崎はさておき上位チームは勝点が拮抗しているというのは間違いないところ。今日のように上位対決の試合はとても大切な試合と言えます。川崎に負けたからといってずるずる行くようでは真の強豪チームにはなれません。切り替えて立て直し勝利を目指しましょう。

瑞穂陸上競技場は今年末をもって長期改修工事に入るためしばらくお別れとなります。これまでの成績は3勝2分9敗と大きく負け越している苦手の会場の一つです。ちなみに豊田スタジアムでは2勝2敗です。当初日程であれば今シーズン最終節での対戦で改修前のJリーグ最終戦だったのですが今日に繰り上がりました。勝利で締めくくり気持ちよくお別れしましょう。


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「今日勝たないでいつ勝つんですか」セレッソプレビュー J1-20 対川崎フロンターレ [セレッソ大阪]

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[対戦カード] セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ
(3日14時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

[予想メンバー]
FW メンデス・奥埜
MF 清武・デサバト・藤田・坂元
DF 丸橋・瀬古・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン

[ここまでの順位]
2位 セレッソ大阪 勝点42 13-3-4 30得点 20失点
1位 川崎フロンターレ 勝点53 17-2-1 59得点 18失点



[みどころ]
週末のセレッソ大阪はアウェイでベガルタ仙台と対戦し、3-2で逆転勝ち。前半終了間際に先制したものの後半に一時逆転を許し厳しい戦いとなりました。終盤にCKからDFヨニッチが同点弾を、後半ロスタイムにはMF清武弘嗣が逆転弾を決め何とか勝ち切ることができました。讃岐がホームで勝利したため、仙台はいまだホームで勝利がない唯一のJリーグチームとなりました。

試合は勝利しましたがこれで3試合続けて2失点となりました。失点数が少ないのが特徴のチームですからこの傾向は由々しき問題です。今日の相手は1試合平均3得点で攻撃力抜群のチームですから、守備の意識を高め規律正しく対応しないと前回アウェイでの対戦のように大量失点につながる恐れがあります。

FWメンデスは仙台戦の得点で昨年の得点数に並び今シーズンも好調を維持しています。FW柿谷曜一朗からのクロスを相手DFと競り合いながらニアに決めきるのは正に外国人FWらしい力強い得点シーンでした。直接得点につながるシーン以外にも豊富な運動量で守備にも貢献していますし、今後も攻撃陣の柱となる存在だと言えます。

[対戦相手]
週末の川崎フロンターレはアウェイで湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利。相手DFラインが今季初めてのメンツでの3バックであったためか、いつものような爆発的な攻撃力を見せつけることはできませんでしたが、相手シュートをわずか3本に抑える完封勝利でした。川崎が1得点以下だった試合は△鳥栖・〇吹田・●名古屋に続いて今季まだ4回しかありません。

統率のとれたDFライン、能力の高い選手が揃う中盤、個人技でも連携でも幅広いパターンで得点を奪える攻撃陣と現状で付け入る隙が見当たらないのが川崎です。先制点を奪ったうえでロースコアでの逃げ切りが勝利できそうなパターンかと思いますが、逆に派手な打ち合いをした上で勝つようなことがあれば記憶にも記録にも残る試合になるかもしれません。

いずれにしてもここでの敗戦は今季のJ1リーグ全体の終戦を意味することとなります。川崎の独走を止め終盤のリーグ戦をより関心が持て盛り上がるものにできるかどうかは今日の試合の勝利に懸かっています。今日勝たないでいつ勝つのかという強い気持ちと高い集中力で挑み、結果を求めることが必要になります。川崎にとってはただの1試合でしょうが大阪にとっては今季を決める大一番です。

[そのほか]
独走の首位チームを2位チームがホームで迎え撃つというのはここ長居だけでなく甲子園でも同じシチュエーションで試合が行われます。甲子園では阪神が4連勝しても首位巨人は盤石でゆるぎないものですが、金曜日の試合で先勝することができました。阪神は4つ勝たないことには未来は見えませんがセレッソは1つ勝つだけで未来が開けてきます。本当に「今日勝たないでいつ勝つの」という試合です。



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