「準決勝まで進めないチームとはレヴェルが違います」セレッソプレビュー J1-25 対FC東京 [セレッソ大阪]
[対戦カード] FC東京 - セレッソ大阪
(9日19時 調布市・味の素スタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・水沼・水沼
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]先週のセレッソ大阪はアウェイで浦和レッズと対戦し、2-2で引分け。アウェイゴール数でリーグカップ勝ち進みとなりました。前半にセットプレーで2得点を取り有利に試合を進められるかと思いきや、後半立ち上がりにFW武藤雄樹に失点を許し相手を勢いづかせてしまいました。3点目が取れていれば浦和も諦めたことでしょうが、難しい展開で最後まで目が離せませんでした。
チームは創業以来初めてのリーグカップ4強入りに沸きますが、公式戦は5試合連続で勝ちがなく停滞しています。上位は団子状態とはいえ首位から5位に転落しています。3位がACL圏内、4位が強化配分金も含め高額賞金圏内なので、5位というのは上位躍進ではありますが得るものの少ない順位です。ここで食らいついていき上位はもとより優勝も狙い続けましょう。
代表活動を終えたGKキムジンヒョン、MF山口蛍、FW杉本健勇がチームに合流しました。はじめて日本代表のユニフォームを着て戦った杉本にとっては何もできず悔しい代表デビューとなりましたが、この経験がチームでも生きるはずです。負傷離脱中のMF清武弘嗣を合わせて4人もの代表選手を有するJリーグチームはほかにありませんのでその力を存分に発揮してほしいです。
[対戦相手]先週のFC東京はホームで川崎フロンターレと対戦し、1-5で完敗。第一戦を0-2で落としているため、失点を重ねた時点で諦めモードに入ったものと推測でき結果的に大差がついたと思われます。公式戦はここ五試合で1勝4敗、得点がわずかに3とチームは急停止中です。大型補強を敢行し上位進出を狙いましたが昨年同様、中位に沈んでいます。
前回対戦は7月に前半戦最後の試合としてキンチョウで行われ、前半FWウタカの得点で東京リードで折り返しましたが日本代表DF森重真人が負傷交代で退いた後半に怒涛の攻撃で3得点を奪い逆転勝ちし、暫定ながら柏を逆転し首位に立った試合でした。オフを利用して観戦に訪れていた日本代表MF香川真司やFW乾貴士も得点シーンに大喜びしていたことが記憶に新しいです。
さいきん調子を落としているとはいえ、古巣対決となるFW大久保嘉人をはじめ個性的な選手の多い攻撃陣はいつ爆発してもおかしくない状況です。夏場の試合では後半終了間際の失点が目立ちましたので、最後までしっかり引き締めて守り、6試合ぶりとなる勝利を掴みたいところです。上位の横浜と川崎が直接対決ですので勝てば必ず1つは順位が上がりますよ。
[そのほか]本日のフードパークではバルバッコアグリル東京のシェラスコが限定販売されるそうです。かつて心斎橋のバルバッコアグリルがセレッソ大阪ホームゲームでケータリングをしていたこともあり親しみ深いお店の一つです。肉料理はシェラスコに限らず何でもおいしくスタジアムで気軽に食べられるというのは嬉しいことです。
そのほか先着で味の素提供のナップザックとクックドゥ、ほんだしがもらえるなど華やかなイベントが盛りだくさんです。前回対戦時はチケットが完売し4万人を超える観客が訪れた人気カードです。今回は東京が低迷していることもありそこまでの集客は見込めない模様ですがそれでも多くの人が訪れ声援を送ることでしょう。
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