「意気で咲け桜花 揚る凱歌の朝ぼらけ」セレッソプレビュー J2-28 対 レノファ山口 [セレッソ大阪]
[対戦カード] レノファ山口 - セレッソ大阪
(11日19時 山口市・維新百年記念陸上競技場)
[予想メンバー]
FW 杉本・玉田・関口
MF 丸橋・山村・山口・松田
DF 山下・田中・茂庭
GK キムジンヒョン
[みどころ]先週末のセレッソ大阪はホームで横浜FCと対戦し、2-3で逆転負け。前後半に1点ずつ取り久々の勝利が頭にちらついていたのですが、カズ投入でムードが変わりはじめ、カズの得点で潮目が変わりDFラインが決壊を続け大逆転負けとなりました。勝利から遠ざかっている4試合で10失点と守備の混乱が続いています。
この試合で先制点をあげたFW杉本健勇はエースの風格が漂いはじめ、柿谷欠場のなかチームリーダーとして活躍を続けていますが負傷のため本日の試合出場は微妙です。連戦が続く中で無理をさせないという判断ですがチーム状態が悪い中、この判断はどうでるのでしょうか。
MF山口蛍がハノーファーからの復帰後、チームの不調が続いています。欠けていたのはたった半年かもしれませんが、その間に熟成できなかった「連携」が大きく響いているのでしょうか。日本代表でレギュラーを務めており実力は折り紙付き、苦境のチームをどう立て直すか注目です。
[対戦相手]先週末のレノファ山口はアウェイで町田ゼルビアと対戦し、3-2で逆転勝ち。前半2点を先制されたものの前半のロスタイムに2点を取り同点で折り返し、試合終了間際にMF星雄次の得点により大逆転勝利となりました。前節の結果が対照的なチームの対戦となります。
山口は7/24の京都戦から上位陣との対戦が続いており、ここまで京都△札幌●町田〇と来ています。セレッソ戦の後は、清水松本岡山とまだまだ気が抜けない相手との対戦が続いており試練の夏になっています。
キンチョウで行われた一巡目は山口に先制を許したもののすぐに逆転、しかし対応が苦手なスローインやセットプレーが絡んで失点を重ね2-4で敗戦でした。思えばあの頃から徐々にチーム状態は下降線だったのかもしれません。
[そのほか]セレッソが維新百年公園で試合を行うのはおそらく初めてのことと思います。私自身は訪れるのが初めての会場となります。初めて訪れる日が入場者数でチームレコードを記録するような大入り満員の試合ということで、トラブルや滞りなく充実した時間が過ごせるのか多少の不安があるものの楽しみにしております。
また本日は「山の日」が制定されてはじめて休日となりました。山の日に山口県で試合をするのも何かの縁と感じますので、山口蛍や山下達也といった山のつく選手がきっと活躍してくれるものと思います。
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