「ソウザ 京都、行こう。」セレッソプレビュー J2-10 対 京都サンガＦＣ [セレッソ大阪]
毎試合一万人を超えています［対戦カード］ セレッソ大阪 - 京都サンガ
(29日16時 大阪市・キンチョウスタジアム）
［予想メンバー］
ＦＷ 杉本
ＯＭＦ ブルーノ・柿谷・澤上
ＤＭＦ ソウザ・山村
ＤＦ 丸橋・山下・茂庭・松田
ＧＫ キムジンヒョン
［みどころ］土曜日のセレッソ大阪はアウェイでコンサドーレ札幌と対戦し、０－１で今季初敗戦。前半から攻防のあるしのぎあいが続き熱戦となりましたが、後半にミスからボールを奪われ途中出場のMF稲本潤一に移籍後初ゴールを決められてしまいました。２試合続けてビハインドゲームでしたがこの日は追い付くことができませんでした。
フォーメーションのミスマッチがある対戦で、両サイドバックが積極的に攻撃参加できましたが、最終ラインを固めた札幌のディフェンスを破ることができず今季初の完封負けとなり、無敗を続けてきたチームには多少の動揺があるかもしれません。そういう時に限って試合間隔が短く立て直しの時間が少ないため、指揮官の腕の見せ所となります。
今週の練習では、ルーキーFW澤上を紅白戦の主力組で起用するなどチームのムードを変える策を取り入れています。Ｊ３戦では先発経験がありますが、トップチームでの先発となると大抜擢といえるでしょう。完封された攻撃陣に刺激を与えるためにもこうした選手起用もアリだと思います。
［対戦相手］土曜日の京都サンガはホームで徳島ヴォルテイスと対戦し、０－１で敗戦。開始早々に失点した後は、引いて戦う相手に対し崩しの手段が見つからず元気なく完封負けとなりました。ちなみに徳島のシュートは90分間を通じて得点に至ったDF橋内の一本だけでした。徳島はシュート決定率100%の試合だったわけです。
今季は低迷を打破するため即戦力のDF染谷・DF本多・FWエスクデロらを迎える「本気補強」を見せました。ここまでは暫定14位、勝ち点はセレッソのちょうど半分の10となっており開幕ダッシュには失敗しましたが、移籍加入した選手の連携が高まるにつれ徐々に成績は好転していくでしょう。関西の４チームがＪ１に揃うためにも、次節以降は京都の奮起が期待されるところです。
［そのほか］本日の試合で観客が１万人を超えると開幕から10試合連続で１万人超えとなります。調べたわけじゃないけど、過去に達成しているチームはきっとないはず。それくらいＪ２リーグにあっては達成しにくい記録ではないかと思います。なんせどんな試合であっても１万人を超えないチームもあるわけですから対戦カードの巡り合いが大事です。
開幕戦のアウェイ・町田戦がもっとも少ない10112人で、この前のアウェイ・札幌戦がもっとも多い21640人でした。通算では124346人もの人がすでにセレッソ大阪のサッカーを観戦したと記録が残っています。
昨シーズンはＪ２リーグで最多観客動員となりましたが、今シーズンは松本山雅やコンサドーレ札幌にその座を奪われる可能性は大きいです。ゴールデンウィークのホームゲームは本日のみですので、皆様ぜひ長居公園へお越しくださいませ。
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