「山口螢、渾身の一筆です」セレッソプレビュー J1-1 対アルビレックス新潟 [セレッソ大阪]
[対戦カード]セレッソ大阪 - アルビレックス新潟 (2日14時 大阪市・長居スタジアム)
[予想メンバー]
FW エジノ・柿谷
OMF 南野・山口
DMF シンプリシオ・横山
DF 丸橋・藤本・茂庭・酒本
GK キムジンヒョン
控え 武田・山下・椋原・扇原・ブランコ・杉本・播戸
[みどころ]昨年のセレッソ大阪は勝ち点42の14位。開幕スタートダッシュに成功したものの春先から夏にかけて停滞。開幕から勝ち星のなかった札幌・新潟に初白星を献上するなど波に乗れませんでした。
攻撃の主力選手が夏に相次いで退団し、開幕時に所属していた攻撃の選手でシーズン終了まで所属し続けたのが播戸・村田のみとメンバー的にも厳しい戦いが続いたことがうかがえます。クルピ監督復帰もJ1残留確定は最終節と薄氷を踏む思いでした。
13年シーズンは途中での海外移籍を認めない方針を掲げ、チーム一丸となってACL圏内の3位以内を目指します。メディア予想ではダークホース的存在に挙げられており、若手選手の成長次第ではビッグウェーブを巻き起こせるかもしれません。
[対戦相手]昨年のアルビレックス新潟は勝ち点40の15位。最終節に奇跡の逆転残留を決めたことが記憶に新しいところです。
リーグ戦の失点数は34と優勝した広島と並んで2番目に少なかったものの、得点数が29と降格した札幌に続いて少なかったことが下位低迷の要因となりました。浦和から田中達也を獲得するなど攻撃陣に重点を置いた補強を行いました。
昨年のこの対戦はそれぞれがアウェイで1-0の勝利を収めています。ホーム開幕戦となるセレッソにとっては絶対に落とすことができない試合であり、シーズンに勢いをつけるためにも必勝が期待される試合です。
[そのほか]昨年の最終節、4チームに可能性があった降格の危機を回避した2チームの対戦となります。選ばれし者の恍惚と不安を抱えながらの試合となるでしょう。降格したガンバ・神戸との違いを見せるため、J1らしい充実した内容が求められる試合です。
キンチョウスタジアムが工事改修中のためしばらくの間、長居スタジアムでの試合が続きます。関西唯一のJ1チームを応援する大観衆をヤケドさせるくらいの熱い試合を見せて欲しいところです。
昨年から試合に出場してはいますが、高卒ルーキーの南野拓実が開幕戦に先発出場を果たすとチーム史上初のこととなります。期待のルーキーの活躍にも関心が寄せられます。
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