「あの日の山村和也の得点からはじまりました・・」セレッソプレビュー J2-24 対 町田ゼルビア

リーグ開幕戦の相手でしたよ
［対戦カード］　セレッソ大阪　-　町田ゼルビア
(29日19時　大阪市・キンチョウスタジアム）

［予想メンバー］
ＦＷ　リカルド
ＯＭＦ　杉本・丸岡・清原
ＤＭＦ　ソウザ・山口
ＤＦ　丸橋・山下・田中・松田
ＧＫ　キムジンヒョン

［みどころ］土曜日のセレッソ大阪はアウェイでザスパクサツ群馬と対戦し、２－０で快勝。開始早々MF清原の得点で流れを掴むとその後も群馬を圧倒、前半は被シュートゼロと完璧な内容で折り返しました。後半立ち上がりからは群馬が若干盛り返したもののFW杉本の追加点によりゲームの大勢が決まりました。

この試合ではMF丸岡がトップ下でトップチームデビューを果たしました。残念なことに前半二度の決定機を逃してしまい、鮮烈なデビューとまではいきませんでしたが、将来性を感じさせる内容でした。後半途中から投入されたFW玉田もトップ下でキレのある動きを見せておりポジション争いが激しくなっています。

土曜日の結果、札幌・松本・セレッソが勝ち点47で並びました。今日は「札幌－松本」があるため、勝てば確実に自動昇格圏に浮上します。「セレッソ－札幌」はすでに消化しており「セレッソ－松本」は8月14日に予定されています。三強の直接対決が早い時期にすべて終了しますので、今後は全ての試合で取りこぼさないことが優勝への近道となります。

［対戦相手］土曜日の町田ゼルビアはホームでジェフ千葉と対戦し、２－３で敗戦。先制を許した後、一度は逆転したものの追いつかれ、試合終了間際にFWオナイウにヘディングを決められ悔しい敗戦となりました。内容では五分だっただけに最低でも引分けで終わりたかった試合でした。

今季は開幕戦でセレッソに敗れた後、５連勝を含む11戦無敗で一時は上位戦線に顔を出しましたが、さいきんは中位に甘んじています。山口・札幌・熊本に２－０で三度勝利している以外は、勝っても負けても１点差以内と僅差の試合が多く勝負根性は十分かと思います。

町田は来季のＪ１ライセンス申請を断念したと報じられており好成績を残したとしてもＪ１への道は閉ざされています。スタジアムの収容人数・練習場の天然芝化および優先利用できるクラブハウスの２点に引っかかっているようです。ですが、首都圏のチームですからラグビーＷ杯や東京五輪に向けて自治体も施設整備について前向きなはずで、近未来にはライセンスが取得できるはずです。

［そのほか］今季は平日開催が２度しかなく、そのうちの一度が本日となります。どのチームもホーム・アウェイそれぞれで一度ずつ平日開催を経験します。前回は６月８日でセレッソはアウェイで長崎と対戦し、MF木本の得点で劇的に勝利したことが記憶に新しいですね。

関西地方は梅雨も明けて夏本番です。多くの学生の皆様はすでに夏休みが始まっていたり、あるいは半日授業になっていたりと試合観戦に来やすい状況かと思います。鉄道の駅から近く、また飲食屋台も多数で安心・安全に観戦できるキンチョウスタジアムですので、夏休みの思い出作りにもお越しくださいませ。

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