「ナビスコの日は別途有料だから下ラウンジがすいています」セレッソプレビュー JLC-R8 対川崎フロンターレ [セレッソ大阪]
[対戦カード]セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ
(3日19時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
(7日19時 川崎市・等々力陸上競技場)
[予想メンバー]
FW フォルラン・カカウ
OMF 南野・平野
DMF キムソンジュン・安藤
DF 丸橋・染谷・山下・酒本
GK 武田
[みどころ]土曜日のセレッソ大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-2で敗戦。早い時間に先制点をうばい前半は圧倒する内容で攻め込み付け入る隙を与えませんでした。後半途中から徐々に神戸ペースとなり、カウンターから失点、終了間際にも日本代表MF森岡亮太に得点を許し逆転負けとなりました。
後半の半ばまでは試合を支配し勝利は手中と思われましたが、DF藤本・MF長谷川の故障で試合プランが大きく狂い試合の流れももっていかれた形となりました。藤本は全治一か月で、長谷川は大事に至らずですが出場は微妙。このほか、代表召集でGKキムジンヒョン・DF扇原貴宏が試合に出場できません。
ナビスコ杯は3日にホーム、7日にアウェイの対戦となりますが、もはや目標はタイトル獲得ではなく残留を成し遂げることです。川崎に勝つことよりも今後のリーグ戦につながる内容の試合をすることが大事です。結果にこだわることなく連携や得点をとる形を意識した試合内容に期待します。
[対戦相手]土曜日の川崎フロンターレはアウェイで名古屋グランパスと対戦し、1-1で引分け。セレッソ同様に降格争いをしている名古屋相手に開始早々に先制点を挙げたものの前半のうちに追いつかれ引分けでした。押し込まれる展開ながらなんとか持ちこたえたという内容で名古屋のよさが目立ちました。
川崎はリーグ戦で上位につけており、FW大久保や小林悠・中村のように代表クラスの選手もいますが今回の日本代表での選出はゼロ。ベストメンバーで今日の試合に臨むことができます。カップ戦で多少のメンバーを落とすかもしれませんが明らかにメンバーが落ちるセレッソと比べて充実したメンバーであることは間違いないでしょう。
今シーズンの対戦は、セレッソから見てホームで1-2、アウェイで4-5と連敗しています。いずれの試合も1点差ではありますが、惜しい差ではなく大きな差を感じる敗戦でした。チームとしての完成度が違うことが一目瞭然の試合で今日の試合でもこの差が埋まることはないものと容易に想像できます。
[そのほか]9月はリーグ・カップ・天皇杯と3種類の大会が開催され日程面でも厳しいものとなっています。また故障者や代表召集でメンバーがそろわない中での試合となります。ナビスコ杯で勝ち進むことよりも優先すべき目標がある今、この大会へのモチベーションが低くても仕方ありません。
土曜日の神戸戦では夏休み最後で近隣のチームが相手だったにもかかわらず観客が2万人そこそこでした。チームの低迷とともにセレッソへの関心が薄まっていることが手に取るように感じられます。今日は平日・カップ戦・遠隔地のチームが相手とあって厳しい動員が予想されます。
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