「日本のセンターを争う戦いです」セレッソプレビュー J1-17 対サガン鳥栖 [セレッソ大阪]
[対戦カード]セレッソ大阪 - サガン鳥栖
(17日19時 大阪市・金鳥スタジアム)
[予想メンバー]
FW 柿谷
OMF 南野・楠神・エジノ
DMF 扇原・山口
DF 丸橋・山下・藤本・酒本
GK キムジンヒョン
控え 武田・新井場・椋原・小暮・横山・枝村・杉本
[みどころ]土曜日のセレッソ大阪はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦し、0-1で敗戦。後半ロスタイム、だれもが引き分けと思った瞬間にMF高萩にゴールを決められ無敗記録もストップとなりました。最後まで走り抜けられるかの差が勝敗を分けました。
昨年のリーグ戦ではホーム・アウェイともに1-4と完敗した広島に善戦することはできましたが勝利が得られず、またとても悔しい形での敗戦にさびしく山陽道を走って帰ってきたことが記憶に新しいところ。
広島戦では後半に足が止まる選手が何人かいました。サッカーの基本は走ることです。90分+ロスタイムを走り抜く体力がなければ勝利はおぼつきません。過密日程で体力的に厳しいでしょうが、前半戦を勝利で折り返すためにも走って走って走り抜いてほしいです。
[対戦相手]土曜日のサガン鳥栖はアウェイで名古屋グランパスと対戦し、2-3で敗戦。2度先行を許すもののその都度追いつく粘り強い戦いぶりを見せましたが、最後に力尽きたという感じ。降格争いのライバルに痛い敗戦となりました。
このカードはおよそ2か月前に同地でカップ戦を戦いました。開始早々に先制を許したものの後半逆転に成功し2-1でセレッソの勝利となりました。早い選手交代が奏功しただけでなく、相手チームのスタミナ切れにも助けられた形です。
前回対戦時には日本代表FW豊田陽平を温存しましたが、今日の試合ではスタメン起用が予定されています。ヘディングがめっぽう強いと評判の相手ですから高さに負けず、制空権を渡さない戦いが期待されます。
[そのほか]東アジア杯の日本代表にセレッソ大阪からは山口・扇原・柿谷が、鳥栖からは豊田が選出されました。柿谷と豊田の対決は日本のセンターフォワードをめぐる争いとなります。本番前の最後の試合で直接対決が見られるのは貴重なことですね。
J1リーグは本日の試合で17試合を終え折り返し地点に到達となります。ここまで7勝6分3敗で勝ち点27、6位です。前半戦は5位~7位のいずれかで折り返すことが決まっており、後半戦は上位につけて優勝をうかがう戦いとなります。
負けの少なさはリーグ2位と結果を残していますが、引き分けが多めになっています。あと1点を取っていれば勝てていた試合が6あるわけですから、負け数はそのままで引き分けを減らし勝ちを増やすことが勝ち点の上積みにつながる必須要件です。
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