「関口ラララ 対 オレたちの中原」セレッソプレビュー J2-35 対 アビスパ福岡【J特】 [セレッソ大阪]
[対戦カード]セレッソ大阪 - アビスパ福岡
(4日17時 大阪市・ヤンマースタジアム長居)
[予想メンバー]
FW 田代・エジミウソン
OMF パブロ・楠神
DMF 山口・扇原
DF 丸橋・染谷・山下・酒本
GK 丹野
[みどころ]
先週のセレッソ大阪はアウェイで徳島ヴォルティスと対戦し、1-1の引分け。前半終了間際にいい形で先制点を挙げましたが後半にセットプレーから追い付かれました。追加点が奪えなかったことと肉弾戦で後手に回ったことが勝ち切れない原因でした。
一点リードの後半スタートからストッパーを並べた3バックを採用する大胆なシステム変更を行い、フィジカル面で劣るMF酒本を外し、高さ対策と放り込み対策を強化しました。結果として流れの中から失点はしていないので一定の評価が出来るシステム変更といえますが、相手にあわせる形での「受け」の変更は上位チームらしさが見られませんでした。
今日の試合は勝ち点差1で迫る福岡との対戦です。今シーズン、磐田戦や大宮戦のように上位を狙う「追いかける」形での対戦はありましたが、負ければ順位が入れ替わる「追いかけられる」形での対戦は見られませんでした。それだけに今日の試合は結果だけでなく内容にも注目です。強さを見せて勝つことで終盤戦への勢いがつくことでしょう。
[対戦相手]
先週のアビスパ福岡はホームで東京ヴェルディと対戦し、スコアレスドロー。多彩な攻撃陣を揃え勢いもある東京を無失点に抑えたことは評価できます。ここ10試合で無失点6試合と持ち前の守備力に磨きをかけています。なお同期間の無得点試合は3(内、スコアレスドロー2)でした。
堅牢な守備は3バックと4バックを自在に操るなど相手に合わす柔軟さも持ち合わせています。セレッソが自分たちのスタイルを貫くことで勝利を目指す形であれば、福岡は相手をいかに勝たさないかという裏の形での強さを見せています。中盤戦から順位を上げているのはデータが揃ってきて勝たさないパターンが多様になっているともいえます。
前回の対戦はゴールデンウィーク中に雨の中行われ、福岡が1-0で勝利しています。その当時から堅い守備とチーム一丸となって挑んでくる姿勢には目を見張るものがありました。とはいえ当時とはメンバーもシステムも何もかもが違うセレッソです。結果も当然違ったものになるはずです。
[まだデーゲームになりません]
夏の暑さもひと段落し日の入りの時間も早くなりましてだんだんナイトゲームの試合が少なくなる傾向にあります。J2では13時開始という試合もあり、これはアウェイチームが後泊しなくてもよく経費削減にもつながっています。
ですが、セレッソの試合はこの後も夕刻開始のゲームが続きます。北九州16時、群馬15自、讃岐16時、熊本13時、金沢13時、長崎18時、東京14時となっており、13時開始の試合があるのは11月以降となります。なかなかデーゲームになりませんねぇ。
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