「この空に輝く星があるように 我らのスタジアムにはヤンマーが輝く～」セレッソプレビュー J1-7 対ガンバ大阪

大阪名物世界一決定戦

［対戦カード］セレッソ大阪 － ガンバ大阪
(12日14時　大阪市・ヤンマースタジアム長居)

［予想先発］
ＦＷ　柿谷
ＯＭＦ　南野・フォルラン・杉本
ＤＭＦ　長谷川・山口
ＤＦ　丸橋・カチャル・山下・酒本
ＧＫ　キムジンヒョン

［みどころ］日曜日のセレッソ大阪はアウェイで柏レイソルと対戦し、１－２で敗戦。前半早々に失点を喫し追いかける厳しい試合展開となり終了間際にかろうじて１点を返しただけという内容でした。ACLアウェイ戦の後の試合は動きが重く本来の力が発揮できない悔しい結果です。

ACLタイ遠征に参加せず休養十分だったはずのFWフォルランも周りに合わせたかのように動きが鈍くキレがありませんでした。少し下がり気味のポジションでパスをさばく仕事も担いましたが、一番元気なはずの自らの突破・仕掛けが見られなかったのは残念な点です。

今日の注目選手はW杯最後の切符を掴むかもしれないMF南野です。代表合宿ではサイドだけでなくトップ下でも十分な動きを見せ評価を大きく上げた模様です。今シーズンのリーグ戦ではまだ得点がありませんがダービーで得点となるとMF西谷正也の記録を抜く大阪ダービー最年少得点記録となります。

［対戦相手］日曜日のガンバ大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦し、０－２で敗戦。公式戦３試合連続完封負けで４試合勝ち星なしと苦しいシーズンを送っています。ここまで公式戦８試合中５試合で無得点と攻撃陣の不振が要因といえるでしょう。

鹿島戦ではMF遠藤を久々にボランチで起用しましたがこれまでほどのパフォーマンスを見せることができず、今日の試合では再び攻撃的な位置での起用が有力視されます。能力の高い代表クラスの選手ですからどんなポジションで来ても警戒を怠ってはいけません。

大阪ダービーは通算で９勝18敗３分とこれまでは相性が悪いのですが、ここ３試合では負けなしの結果が出ています。前回出場したACLのR18で対戦し勝利して以来、潮目が変わったと認識している人も多くいます。現在の順位や調子では予想できないのがダービーです。ホームだからこそ勝利を掴みましょう！

［そのほか］本日の試合は「ヤンマースタジアム長居」のこけら落としとして開催されます。すでに３月からこの名前が使われていますが今日がスタートの日らしいです。年間1億円の５年契約でスタジアム正面には大きな「YANMAR」の看板がつきました。

シーズンが始まると毎週楽しくサッカー観戦ができのもヤンマーをはじめとするたくさんのスポンサー企業の皆様のおかけです。何千万、あるいは何億というお金をチームに注ぎ込むのは個人レベルでの支援では決してできないことです。

時に我々はチームはサポーターが支えているという幻想を抱くことがありますが、少なくとも日本においては「サポーター」＋「スポンサー」＋「地方自治体等関連団体」の３者がそれぞれの役割を担いながらチームを支えています。スポンサーへの感謝の気持ちはいついかなる時でも忘れてはならないものです。

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