「済州島の大きさは大阪府とほぼ同じです」セレッソプレビュー ACL-1 対済州ユナイテッド [セレッソ大阪]
[対戦カード] 済州ユナイテッド - セレッソ大阪
(14日19時45分 大韓民国・済州W杯スタジアム)
[みどころ]土曜日のセレッソ大阪はスーパー杯で川崎フロンターレと対戦し、3-2で勝利。日本代表のMF山口蛍・清武弘嗣が得点を取り、また新戦力のFW高木俊幸が決勝点となる3点目を奪うなど上々の内容で今年最初のタイトルを獲得することができました。試合直前にMF木本恭生が緊急離脱し先行きが怪しくなりましたが、不安を払しょくする快勝でした。
2失点は喫したものの速く正確なパスワークで川崎を圧倒しました。相手チームの出来がもう一つだったとはいえ、シーズン最初の試合から内容を伴った勝利を挙げることができ伊先の良いスタートとなりました。また昨季のレギュラーからMFソウザ・木本を欠いての戦いでしたがそれでも結果を出せたこと、移籍加入した選手も持ち味を発揮できたことが評価できます。
過去のACL初戦は、2011年アレマインドネシア(ホーム・2-1)、2014年浦項スティーラーズ (アウェイ・1-1)と2戦負けなしで大舞台にも強いところを見せています。今日の試合は極寒のアウェイ戦となり厳しい戦いが予想されますが、壮大なアジアへの挑戦を実りあるものにするためにも開幕勝利を目指しましょう。
[対戦相手]済州ユナイテッドは昨季19勝9分10敗の勝点66でKリーグ2位。ちなみにセレッソは19勝6分9敗の勝点63でJリーグ3位でした。両チームの共通点は優勝チームとの勝点差が9だったことです。あと3つ多く勝たないと優勝に届かなかったわけで上位とはいえ優勝まではかなり遠かったといえます。完封試合が13あり3試合に1度は失点しなかったことになり堅守のチームといえそうです。
2015年夏から半年セレッソでプレーしていたMFマグノクルスが今季、済州でプレーしています。日本では8試合出場で1得点ですが、雷の影響で試合開始が遅れた真夏のジェフ千葉戦で後半ロスタイムに初出場初ゴールを奪ったので印象に残っているサポーターも多いかもしれません。セレッソに移籍を検討した際にはブルーノクアドロス(現・札幌コーチ)とホドリゴピンパォンに相談したそうですが、済州移籍の際には誰に相談したんでしょうね。
[そのほか]済州の通常の試合では入場チケットが2000円ほどなんですが、ACLの3試合に限っては特別価格の4000円となります。済州島在住なら割引とか地元民への配慮はあるようですが、ビジターサポーターからはしっかり搾り取ろうという価格設定です。まぁ遠征して試合観戦すると払った分の価値は十分に感じられるものと思いますけど。
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