「磐田インターから南下し約三キロ進めば右手にさわやかがあります」セレッソプレビュー J1-23 対ジュビロ磐田 [セレッソ大阪]
[対戦カード] ジュビロ磐田 - セレッソ大阪
(19日18時半 磐田市・ヤマハスタジアム)
[予想メンバー]
FW 杉本
OMF 柿谷・リカルド・水沼
DMF ソウザ・山口
DF 丸橋・山下・ヨニッチ・松田
GK キムジンヒョン
[みどころ]9日のセレッソ大阪はアウェイで清水エスパルスと対戦し、2-3で逆転負け。前半に2点先行し勝利が近いかと思われましたが、後半は出足の良い清水の攻撃に後手に回ることが多くまた自慢の走力を発揮することができずあっさりと逆転を許しました。リーグ戦はここ4試合で3試合目の複数失点を喫し守備の引き締めが課題となっています。
前回の試合で故障明けで先発出場したMF山村和也が再び故障し5週間の離脱を余儀なくされました。チームにとって欠かせない選手だけに痛い欠場となります。清水戦での出場が妥当だったか検証する必要がありそうです。このポジションに代わる選手を見つけることは容易ではなくシステム変更があるかもしれません。一方でしばらく欠場していたDF山下達也は先発に復帰できそうです。
ジュビロとの対戦は開幕節で対戦しスコアレスドローに終わっています。不安たっぷりで久々のJ1での試合を迎え得点こそ奪えませんでしたが相手の攻撃を抑え引分けで勝点1を取ることが出来、いずれも敗戦スタートとなった同時昇格の札幌・清水とは違うなと感じられたことが思い出されます。今では誓う意味で「勝点1の重み」を感じられるようになりましたが初心は忘れてはいけません。
[対戦相手]土曜日のジュビロ磐田はアウェイでガンバ大阪と対戦し、2-0で快勝。試合全体はガンバが支配していましたが磐田はセットプレーからしぶとく2得点を奪いました。磐田は対ガンバで3-0、2-0といずれも勝利しており見習いたいところです。順位は2位と6位で離れていますが勝点差はわずかに6なのでここで詰められるわけにはいきません。
ジュビロの名波監督はセレッソの特徴としてサイド攻撃をあげておりその上で「受けることなくサイドでやりあう」とコメントしています。お互い両サイドに良い選手をスタメン起用しているチーム同士だけにサイドの激しい攻防が試合のカギを握りそうです。またMFソウザ・MF中村俊輔と互いにフリーキックを直接沈められる高い能力を持つキッカーがいるのでこのあたりにも注目ですね。
[そのほか]この試合の結果如何では今シーズンの17位以上(最下位を回避)が決まります。この試合後は残りが11試合となりますので最下位の新潟と勝点差34以上であればいいわけです。現状では勝点差が35なので、勝利時はもちろんのこと、大阪△●で新潟も△●の場合も対象となります。プレーオフ昇格チームは「18番目に強いチーム」といわれますがそのレッテルを早くも返上できます。
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