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「改札口はスタジアムの反対側にしかありません」セレッソプレビュー EC-3 対サガン鳥栖 [セレッソ大阪]

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[対戦カード] サガン鳥栖 - セレッソ大阪
(22日19時 鳥栖市・ベストアメニテイスタジアム) [予想メンバー]
FW 杉本
OMF ソウザ・酒本
MF 丸橋・山村・山口・松田
DF 山下・田中・藤本
GK キムジンヒョン

[みどころ]日曜日のセレッソ大阪はアウェイでギラヴァンツ北九州と対戦し、1-0で勝利。今月初めの天皇杯・京都戦で肋骨骨折のケガを負ったFW杉本が途中投入で電撃復帰、決勝点をあげました。実質的なドクターストップがかかる中の強硬復帰に賛否ありますが、一試合でも早く戦列に戻りたいという気持ちはエースの風格漂う立派なものでした。

この試合ではFW澤上・MF関口を温存することができました。一週間の内にアウェイが3連戦という厳しい日程になっているためこのあたりのフレッシュなメンバーの起用も予想されます。リーグ戦とカップ戦を両にらみして挑むのはリスクがありますがそうした目標を掲げて戦ってこそ真に強いチームへと変貌できると思います。最後まで結果を求め続けていきたいところです。

鳥栖のサッカーはしっかり守って相手のスキやミスを突いてくるものです。1点を争うジリジリとした展開になることが予想されますが、しっかり集中し守備を固めていれば鳥栖の側にもスキが生まれるはずです。そこを突いていけば勝機はあります。更なる強敵が待つであろう4回戦へ絶対に進みましょう!

[対戦相手]土曜日のサガン鳥栖はホームでサンフレッチェ広島と対戦し、2-3で敗戦。後半の立ち上がりの時間までに3点を先行される展開でしたが、2点を追い上げ同点もあるかと思われましたが力尽き敗戦となりました。J1リーグでは前期15位、後期7位、年間11位で年間16位名古屋とは5試合を残して勝点差15ですので、残留はほぼ確定しています。

昨季までFC東京の監督を務めたマッシモ・フィッカデンティ監督はイタリアらしい1-0で勝つことをコンセプトに戦っており前期こそ結果が伴わず降格が頭をよぎる成績でしたが、戦術が浸透、また中断期間での補強も功を奏し後期開幕の7月は負けなしで勢いに乗りました。直近の2試合は連敗していますが、浦和・広島と強豪が相手でした。

ここ鳥栖スタジアムでは0、9年のJ2リーグ最終節、条件次第でリーグ優勝の可能性があるという試合で終盤までリードして試合を進めたものの2名の退場者を出し逆転負け、優勝も逃したという試合が印象的です。優勝をベガルタ仙台に譲ることとなり昇格はしたものの残念なシーズンとなりました。またサガン鳥栖がはじめてJ1に昇格した際のホーム開幕節でも対戦しています。何かと因縁のある対決でもありますね。

[そのほか]今季U23の活動を開始したセレッソは、J2リーグ、J3リーグを通じて九州全県で試合を行うこととなり、今日が全県制覇の記念日となります(宮崎県はキャンプで試合をしています)。福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄の九州・沖縄地方のどの県にお住いのみなさまにとっておらが町でセレッソの試合が行われたことになります。

Jリーグのチームが増え、全国津々浦々までプロチームやプロを目指すチームができていることがわかります。スポーツの文化を地域に広めておりとてもいいことです。関西地方ではまだJリーグ空白県がありますから早く意欲のあるチームが出てくるといいですね。




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