「日本平で最後に勝ってから干支が一巡しました」セレッソプレビュー J2-7 対 清水エスパルス【J特】 [セレッソ大阪]
ナイターなので早く行かないと富士山が見れません［対戦カード］ 清水エスパルス - セレッソ大阪
(9日18時半 静岡市・IHIスタジアム）
［予想メンバー］
ＦＷ リカルド
ＯＭＦ ブルーノ・柿谷・杉本
ＤＭＦ ソウザ・山村
ＤＦ 丸橋・山下・田中・松田
ＧＫ キムジンヒョン
［みどころ］先週のセレッソ大阪はホームでジェフ千葉と対戦し、２－１で勝利。前半はセットプレーからMFソウザのヘッドで２点を先行し試合内容も上々のものでした。しかし後半の立ちあがり、メンバー交代で勢いづいた相手を止めることができず失点、後半は相手にペースを握られる厳しい展開となりました。いつもなら追いつかれる展開でしたが、なんとか守り切って勝利を掴みました。
DF茂庭照幸の負傷離脱に伴いDF田中裕介が先発出場しました。セレッソ移籍後は主に右サイドDFとして起用される機会が多く、センターバックとしてどうかなと思いましたが、そつなくこなし、その能力と適応力の高さを見せました。今日の試合でも先発するものと思いますがポジションを奪うくらいの強い気持ちで臨んでほしいです。
今日は今季初のナイトゲームです。水曜日には18時開始の夜間練習を行い対策もバッチリでしょう。またスカパーの加入者であれば誰でも見られる無料放送で生中継されますのでいつもより多くの人がセレッソの試合に触れることとなります。こうした機会に内容の濃い魅力的な試合を見せファンを増やしたいところです。
［対戦相手］先週の清水エスパルスはアウェイでロアッソ熊本と対戦し、２－０で快勝。後半にエースFW大前元紀が立て続けに得点を挙げました。昨季連勝のなかった清水にとって２季ぶりの連勝となります。ようやくＪ２での戦い方にも慣れて来たのでしょうか。ホームでは15年5月30日の川崎戦以来勝利がなく、今日の試合でおよそ10か月ぶりの勝利を目指します。
「昇格請負人」といわれる小林伸二監督を迎え、守備に重点を置いたチーム作りを行い、失点は敗戦となった札幌戦の２失点(０－２)のみで、残りの５試合は無失点で切り抜けており早くも成果を出しています。反面、無得点試合が３あり合計得点でも６と得点力が課題となっています。今のところ攻撃の中心が大前だけで負担が重くなっています。負傷者が回復しこの問題が解決すれば安定して昇格圏に浮上できるようになるでしょう。
このカードの特徴は圧倒的にホームチームが優位な点です。セレッソが敵地で最後に勝利したのは2004年5月9日のことで、大久保・徳重と2人退場したものの2-1で勝利しています。一方、エスパルスが敵地で最後に勝利したのは1998年8月1日までさかのぼらなければなりません。データから行くとセレッソが勝利をすることは困難に見えますが、干支も一巡したことですしそろそろ勝利するんじゃないかと思います。
［そのほか］日本平スタジアムはバックスタンドとアウェイ側サイドスタンドの間から富士山が見えることで知られています。今日の天気は「晴時々曇」となっており富士山の姿がきっと見えるはず。静岡の人にとっては何でもない光景でしょうが、関西人にとっては有難い光景です。ナイトゲームですのでなるべく早く会場に到着する必要がありますね。
今日の試合で観衆が一万人を超えますと開幕から６試合連続で一万人超えとなります。来週のヤンマー開催、その次の札幌ドームも一万人超えは確実です。その後はキンチョウの京都戦、アルウィンの山雅戦と続きここでも一万人を超えるはずです。フォルラン・カカウら海外のスーパースターはいませんが、今年もJ2でもっとも活況を呈している人気チームといえるようです。
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