「弱っているのでやさしくしてあげてください」セレッソプレビュー J1-26 対浦和レッズ [セレッソ大阪]
そろそろ勝ち点を積みたいところ
［対戦カード］セレッソ大阪 - 浦和レッズ
(27日19時 大阪市・ヤンマースタジアム長居）
［予想メンバー］
ＦＷ 杉本・カカウ
ＯＭＦ 南野・楠神
ＤＭＦ 長谷川・扇原
ＤＦ 丸橋・染谷・山下・酒本
ＧＫ キムジンヒョン
［みどころ］火曜日のセレッソ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦し、1-2で敗戦。FW川又のヘッドとオウンゴールで前半に2失点を喫し、後半にFWカカウの得点で一点差まで粘るも、一点が取れずに敗戦。下位チームが総崩れだったため勝ち点を積みたかった試合でした。
横パスを拾われてピンチを招いたり、単純な縦パスを軽くクリアされたりとボールのつながりが少ない展開が続きます。どうやって得点を取ればいいのか？その形を作る段階から問題が生じており得点のニオイが薄いです。
残留請負人カカウに得点が生まれたことは今後につながりますが、MF山口蛍がケガのため今季絶望となり、MF南野が代表召集のため10月はほぼいなくなります。残留に向けての明るい材料が乏しいのが現状です。このムードを変えることのできる選手は現れるのでしょうか。
［対戦相手］火曜日の浦和レッズはアウェイでアルビレックス新潟と対戦し、2-0で快勝。リーグ戦最近5試合で17得点と攻撃陣が爆発中。攻守に渡りキレのあるプレーを見せており付け入る隙がありません。首位をガッチリキープしており優勝候補の筆頭です。
浦和は天皇杯・リーグ杯ですでに敗退しておりリーグ戦にかける意気込みが高くなっています。埼玉スタジアムでの対戦はW杯中断前最後の試合で0-1で敗れています。結果的にポポヴィッチ監督の最後のリーグ戦采配となりました。
多くのファン・サポーターは浦和の勝利を予想する試合です。実際に手合せしてみても浦和が有利に試合を運ぶことでしょう。しかし試合では何が起こるかわかりません。上位チームに勝利すればこの試合の後の残り8試合へ勢いがつきます。一発大穴を開けてやりましょう！
［そのほか］W杯中断前までは長居スタジアムで開催の際もチケットが入手しにくく常に大入りで試合が行われていました。ですがチームの低迷やFW柿谷曜一朗の移籍に伴い徐々にお客さんが少なくなり、名古屋戦は1.7万人しか入りませんでした。
相手が浦和なので前回よりも多くのお客さんが訪れることは間違いありませんが満席になることはないでしょう。サッカーはホームの熱い声援をバックに戦うスポーツですので選手への後押しが少なくなるというのは残念なことです。お時間のある方はなるべく長居で観戦してください。
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