「奈良の春日野 青芝に腰を下ろせば」セレッソプレビュー EC-2 対奈良クラブ [セレッソ大阪]
[対戦カード]セレッソ大阪 - 奈良クラブ
(8日13時 大阪市・金鳥スタジアム)
[予想メンバー]
FW ケンペス
OMF 枝村・山口・柿谷
DMF 扇原・シンプリシオ
DF 丸橋・藤本・山下・高橋
GK 松井
控え 荻野・横山・児玉・黒木・ヘベルチ・播戸・杉本
[みどころ]先週のセレッソ大阪はアウェイでアルビレックス新潟と対戦し、1-0で勝利。後半GKからのロングボールをFW杉本がポストプレイで前線へ落とし、MF柿谷が抜け出しての得点で2試合連続での完封勝利。降格争いのライバルからアウェイで貴重な勝ち点3を得ました。
天皇杯は格下チームとの対戦でもありメンバーを落とすという策もありますが、クルピ監督は日程が詰まっていないこと、就任間もないことからレギュラーメンバーを起用する意向を示しています。リーグ戦に向けてクルピ監督の戦術を浸透させるのにいい試合となるでしょう。
レギュラーメンバーのうち、GKキムジンヒョンは韓国代表での活動があるので出場しない見込みです。ですがレギュラークラスの実力を持つGK松井謙弥がいるので大丈夫でしょう。よほど油断しない限り初戦突破は確実です。3連勝で調子を上げたいですね。
[対戦相手]先週の奈良クラブは天皇杯初戦をアミティエSCと対戦し、2-1で逆転勝利。前半リードされ後半を迎えましたが、早々に同点に追いつき、終盤に勝ち越しました。ホームスタジアム橿原公苑に1121人を集めたのでその応援も後押しとなったことでしょう。
関西サッカーリーグ一部に所属する奈良クラブは、ここまで5勝5分1敗でアミティエSCに次ぐ2位につけています。普段は仕事を持つ選手が多く、ホームページに所属先(勤務先)が記載されている選手もいます。十分ではない環境ながらJFL・Jリーグを目指すチームです。
[そのほか]昨年の天皇杯は準決勝で敗退でした。ホーム・長居スタジアムながらアウェイ側に陣取るという珍事のFC東京戦は後半に失点し、クルピ監督のラストマッチとなりました。あれからおよそ8か月、クルピ監督が長居に帰ってくる試合も天皇杯となりました。
今年はチーム状態が悪く、天皇杯は捨ててもいいという考えを持つサポーターもいるかと思いますが、天皇賜杯を懸けた大事な大会です。特にトップリーグであるJリーグに所属するチームはどんなチームでも元日の決勝戦を目指して然るべきです。
アマチュア相手の初戦ですのでここは余裕で勝利するかと思いますが、3回戦以降もしっかりと勝利できる戦いを期待します。
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