セレッソプレビュー J1-14 対モンテディオ山形

さようなら長居スタジアム！

［対戦カード］セレッソ大阪 対 モンテディオ山形 (24日18時　大阪長居スタジアム)

［予想メンバー］
ＦＷ　アドリアーノ・家長
ＭＦ　清武・羽田・アマラウ・乾
ＤＦ　丸橋・上本・茂庭・高橋
ＧＫ　キム
控え　松井・藤本・酒本・石神・黒木・播戸・小松

［みどころ］前節のセレッソ大阪はアウェイでアルビレックス新潟と対戦し、１－１で引分け。前半終了間際にCKからFWアドリアーノが得点をあげましたが、後半にFKから追いつかれてそのままドローで終わりました。水曜日に１試合こなしているセレッソ大阪は前半は動きがよくゲームを支配することとなりましたが、後半は中２日の疲れが出て足が止まりだし、徐々に新潟ペースとなりました。

そうした中、FKが壁に当たって角度が変わったためGKがとれなかったという失点だけで済んだのは、DFの安定感が高まっていると言えるでしょう。失点の少なさではJ1で４位となっており、５位という現在の順位にふさわしい堅さのDFラインを形成しています。山形はサイド攻撃に妙味のあるチームですが、しっかりと跳ね返して無失点で切り抜けてくれることでしょう。

［対戦相手］前節のモンテディオ山形はホームでベガルタ仙台と東北ダービーを戦い、３－１で快勝しました。ホームスタジアムには過去最高の観衆が訪れ勝利を後押しした模様です。元々、組織的な守備に定評のある山形ですが、前節では攻撃も冴えており後半にFW田代有三の得点で一気に突き放しました。

山形には、古橋達弥・前田和哉・宮本卓也・下村東美といった元セレッソ大阪の選手たちが在籍していますし、指揮を執る小林伸二監督はセレッソ大阪の元監督です。セレッソ大阪は山形のことを十分に知ってはいないかもしれませんが、山形はセレッソ大阪のことをよく知っているはずです。緻密な戦術に基づいて試合に臨んでくることが予想されます。特に脆弱と見られるセレッソ大阪の左サイド(清武－丸橋ライン)をついてくる可能性が大きいでしょう。

［そのほか］明日の試合をもって、ひとまず大阪長居スタジアムとはお別れとなります。小学生ご招待企画などもあり２万人を超えるような大観衆が訪れる予定です。二度と試合をしないというわけではありませんが、区切りとなる試合ですのでしっかりと勝ってお別れしたいところです。そして、次のホームゲームからはいよいよキンチョウスタジアムでの試合となります。

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